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『幻夜』

東野圭吾著『幻夜』を読み終えました。

文庫にして約800ページ。『白夜行』に勝るとも劣らない長編です。
にもかかわらず、一気に読めてしまうのは東野圭吾さんのテクニックかなと思います。

『白夜行』の続編らしいという知識はあったのですが、後半部分に差し掛かるまですっかりそのことを忘れていました。
それくらいまんまと彼女に騙されてしまったのです。

登場人物の関係は『白夜行』と殆ど同じなのに、読み進めていけばいくほど何か違う…そんな感じがしました。

そう言えば、『白夜行』は雪穂と亮司の関係や感情は一切描かれてなくて推測するしかなかったのでした。
ところが、『幻夜』では美冬と雅也の関係はしっかり描かれてるし、何より雅也の感情はずっしりと描かれていました。

私が感じた違和感。
雪穂と亮司はお互いがパートナーだったけれど、雅也は美冬にとってただの踏み台だったのではないかということ。
状況が酷いだけに、どこかに心の繋がりくらいあってもいいのではないかと思ってしまいました。
甘いかな(笑)

それにしても、事件のトリックや展開の面白さは素晴らしかったです。
解説には第三弾もほのめかしてありました。
東野ワールドから抜け出すことは容易ではなさそうです。



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| | 10:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんにちは! paienneです。こあらさんから初めて私のブログにコメントいただいたのが、私の「幻夜」の記事でしたね。ついこないだのことですが、ずいぶん前のことのような気がします。。。完成度としては「白夜行」のほうが上だと思いますが、これもなかなか読み応えのある作品ですよね。

| paienne | 2007/05/23 12:29 | URL |

paienne さんへ

コメントありがとうございます!
そうですね。paienneさんのブログにコメントした頃に読み始めたのですが、実は一度リタイヤしていました。
それでも!と思い直して最近やっと読破したのですが、“なるほどね~”と思わされる箇所ばかりで私としては十分満足しています。
やはり「白夜行」は二人の絡みが一切表現されていなかったことがより面白みを加えているんでしょうね。

| こあら | 2007/05/25 01:11 | URL |















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