FC2ブログ

2007年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年12月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

命日

11月も最後の週です。
北の方ではこの時期としては珍しい大雪に見舞われていたり、雪崩の事故が起きたりと心配なニュースも聞きますが、こちらは比較的穏やかな三連休でした。

お散歩を兼ねて近くのお寺まで来ました。

P1030990(1).jpg


P1030986(1).jpg


立派なイチョウの木です。
でも、ここは日当たりがあまりよくないせいか、イチョウの色づきもあと少しといったところでした。

この木の下に、まだお地蔵さんだけですが我が家のお墓があります。

ウチの娘は上が22歳で下が17歳です。
その差は5歳。よく「離れてるねー」と言われます。
実は二人の間にもう一人娘がいました。
でも19年前の今日亡くなりました。
急性骨髄性白血病でした。

生きていれば20歳。でも私の中ではいつまでも1歳8ヶ月の赤ちゃんです。
点滴にこそ繋がれていましたが、つたい歩きも上手でベットの上でニコニコしていた姿が今もはっきり思い出されます。
亡くなった子の歳を数えることは無意味だと言われますが、それでもどうしても考えてしまいます。
うまく想像することはできませんが・・

あの子の病名を聞かされたとき、とてもすぐには信じることができませんでした。
それこそ白血病なんてテレビの中の出来事だと思っていましたから。
まさか我が子が病気になるなんて・・しかも白血病!?
治らない・・?それは死ぬってこと?生まれたばかりなのに・・?
どうして私の子供がそんな病気にならなくちゃいけないの・・?
と、かなり悲観したものでした。
入院してからすぐに治療が始まり、副作用の強い薬も使いました。
産毛のような髪の毛は全部抜け落ち、貧血のせいで顔色はいつも青白く、痩せていて赤ちゃんらしいピンクの丸々としたほっぺの子ではありませんでした。
それでも私にとってかけがえなのない宝物でした。

私を探すときは大きな声で泣き、吐いてしまうのにミルクを欲しがりました。
普通の子よりうんと遅れてはいましたが、確実に成長もしていました。
寝返りができ、お座りもできるようになって、片言だけど言葉も出るようになりました。
娘は必死に生きようとしていました。
しょっちゅう挫けそうになっていましたが、母を支えてくれていたのは病気と闘っている娘本人でした。

入院生活は1年と3ヶ月でしたが、その間にたくさんの病気の子供達とご家族に出会いました。
同じ病気と闘ってる子、うちの子よりも長く入院してる子、手術に行ったまま帰ってこなかった子、元気になって退院して行った子。
娘が病気にならなかったら絶対に出会えなかった人達です。そして、知らなかった世界でした。
それらの人たちからたくさんのことを教えてもらいました。

健康であることは素晴らしいことだと思います。
そして、命は限りあるのものです。
今年も娘のお墓の前で手を合わせながら、今日を過ごせることに感謝しました。

スポンサーサイト



| 日常 | 19:16 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |