FC2ブログ

2007年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年06月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

『幻夜』

東野圭吾著『幻夜』を読み終えました。

文庫にして約800ページ。『白夜行』に勝るとも劣らない長編です。
にもかかわらず、一気に読めてしまうのは東野圭吾さんのテクニックかなと思います。

『白夜行』の続編らしいという知識はあったのですが、後半部分に差し掛かるまですっかりそのことを忘れていました。
それくらいまんまと彼女に騙されてしまったのです。

登場人物の関係は『白夜行』と殆ど同じなのに、読み進めていけばいくほど何か違う…そんな感じがしました。

そう言えば、『白夜行』は雪穂と亮司の関係や感情は一切描かれてなくて推測するしかなかったのでした。
ところが、『幻夜』では美冬と雅也の関係はしっかり描かれてるし、何より雅也の感情はずっしりと描かれていました。

私が感じた違和感。
雪穂と亮司はお互いがパートナーだったけれど、雅也は美冬にとってただの踏み台だったのではないかということ。
状況が酷いだけに、どこかに心の繋がりくらいあってもいいのではないかと思ってしまいました。
甘いかな(笑)

それにしても、事件のトリックや展開の面白さは素晴らしかったです。
解説には第三弾もほのめかしてありました。
東野ワールドから抜け出すことは容易ではなさそうです。



スポンサーサイト



| | 10:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |